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第15話「カモ登場!~仮契約の勧め~」

side ネギ


「こらーっ! ネギ坊主、もう8時よっ! いーかげん起きなさい!! あんた一応先生でしょ!? 先生が遅刻したら生徒に示しがつかないでしょーが」
「……何かカゼ引いたみたいで……」

 僕は布団を被って、仮病を使っている。
 魔力を封じられてるとはいえ、歴戦の魔法使い……
 しかもホンモノの吸血鬼だなんて……絶対に勝てないよ~!

「もー……」
「ネギ君だいじょぶ?」
「ふんっ」
「あっ」

 アスナさんに布団をはぎ取られた。
 何するんですか~……

「昨日、怖い目にあったのはわかるけどねー。先生のくせに登校拒否してどーするのよ、ホラッ!」
「ああ~ん、パンツだけは!! パンツだけは許してくださいーっ!!」

 アスナさんに無理矢理着替えさせられました。
 クスンッ……



side 真一


 昨日、桜通りからこのちゃん達を無事に部屋まで送り届けた。
 その後は念のため宮崎さんが起きるまで、このちゃんと話しながら待っていた。
 話していると程なくして宮崎さんは目を覚ました。
 目を覚ました宮崎さんは、意識もはっきりしていたし、外傷も無さそうだった。
 エヴァさんはどうやら約束を守ってくれたようだった。
 何だかんだ言っても一度した約束を破る様な人じゃないんだよな~。
 女子寮を出たときには、もう魔力の反応は感知できなかったため、探しようがないので男子寮へと戻り、一日を終えた。
 今日は、昨日このちゃんと一緒に行く約束をしたので、女子寮の前で待っている所だ。

「しんちゃん、おはよーやなー」
「おはよう……って!? 明日菜さん、何でネギ先生を担いでるの?」
「おはよー。コイツったら先生なのに仮病で登校拒否しようとしてたのよ。だから私が担いでるってわけよ」

 登校拒否ね……まあ無理もないか……
 学校に行けば、自分を狙う吸血鬼がいるわけだしな。
 それを容認している以上、俺には慰める資格はないな。

「真一さん、助けてください~」
「ダメです。先生が仮病で休むのは良くないですよ」
「そうやえ。仮病何て使わんでウチらと一緒に行こ~な~♪」
「皆こう言ってるし、このまま行くわよ!!」
「あうう~」

 かなりビビってるみたいだけど、満月過ぎたし当分はエヴァさんも何もできないんだけどな~。
 それからいつも通りダッシュで学校へと向かった。



side ネギ


「みんな、おはよーっ」
「あ~ん。ま、まだ心の準備が……・」
「おはよー。ん、ネギ君どうしたの?」

 クラスの皆さんが挨拶してくれるけど、僕の視線はエヴァンジェリンさんの席へと向かっていた。

「あ……いない……エヴァンジェリンさん……」
「――マスターは学校には来ています。すなわちサボタージュです」
「わ……わあっ!?」
「……お呼びしますか、先生?」
「い、いやとんでもない! いいです! いいですぅ!」

 あうう……
 エヴァンジェリンさんのパートナー 絡繰茶々丸さん。
 まさか自分のクラスの生徒の中に、こんなすごい二人組がいたなんてー。




キーンコーンカーン。

 はあ~……
 新学期早々、大問題が……
 やっぱり魔法使いにパートナーは必要なんだ。
 でもそんなすぐには見つかるわけないし……
 ふう……
 この中に僕の運命的なパートナーがいたらなあ……
 ハア……
 ダメかー……

 
ヒソヒソ
「な……何かネギ先生の様子がおかしいよ……?」
「う、うん。ボーッとした目で私達を見て……」
「あんな溜息ばかり……」
「ちょっと、これってもしかしてこないだの……」
「あー、あのパートナー探してるってゆー」
「ネギ先生王子説事件!?」
「じゃあ、まだ探してるの!?」
「えー! うそ♥」
「春は恋の季節やしー」


「センセー読み終わりましたー」
「えっ!? は、はい。ご苦労様です、和泉さん。えーと……あのつかぬことをお伺いしますが……和泉さんはパートナーを選ぶとして、10歳の年下の男の子なんてイヤですよね……」
「なっ……」
「えええ~! そ、そんなセンセ。ややわ急に……ウ、ウチ困ります。まだ中3になったばっかやし…………で、でもあのその……今は特にその、そういう特定の男子はいないっていうか……」
「はあ…………。――宮崎さんはどうですか?」
「へっ……ひ、ひゃはいっ! えと、そのー、わ……わたしはーあのー。あうう……わ、わわ、私はあのオオ、オケッ」
「ハイ、ネギ先生!!」
「は、はい、いいんちょさん」
「私は超OKですわ!! あぶぶ……」

 いいんちょさんを押しのけながら朝倉さんが話しかけてきた。

「――ネギ先生。ここで耳寄りな情報♡ウチのクラスは特にノー天気なのばっかだからね。大体4/5くらいの奴らは彼氏いないと思うよ。恋人が欲しいんなら20人以上の優しいお姉さんから選り取り見取りだね♥」
「えう!? いえ、別に僕、そーゆーつもりでは……!! ハハ、すみません。授業と関係ない質問しちゃって……忘れてください。何でもないですので。じゃ、今日はこの辺で……」



side out


 ネギは肩を落としながら、教室を出て行った。

「あ、ちょっとネギ――」
「ねえねえ、ホントどうしたんだろ」
「あんな元気ないネギ君、初めて見るよー」
「アスナさん、何かご存知じゃなくて?」
「いや、えーと……あの何かパートナーを見つけられなくて困ってるみたいよ。見つけられないと、何かやばい事になるみたいで……じゃあね」

そう言って明日菜はネギを追って行き、その直後教室で騒ぎが起こった。

「やっぱり噂はホントだったんだー! 王子の悩みだー」
「そっかー……ネギ君、やっぱり王子様だったんだー♥ じゃあ、やっぱり私パートナーに立候補しようかなー」
「なっ!?」
「あー私もー」
「お妃様んなったら美味しい物食べ放題かも♥」
「あ、そんなんずるいーっ!だったらボクも!!」
「私もー」
(よく考えてから発言しろよ、こいつら……)
「ネッ、ネギ先生のパートナーは私以外に考えられませんわ!!」
「私もりっこーほー!!」
「――って言ってもネギ君の気持ちもあるしねー」
「それなら私、自信あるけどなー♥」
「ななな、何ですって!?」
「私がパートナーになって、慰めてあげよっかな~」

そうして3−Aではネギ先生王子説(?)の信憑性がさらに高まり、騒ぎはドンドン大きくなっていった。



side エヴァンジェリン


「ふわ~あ……」

 昼はねむい……もう一眠りするか。
 む!? 何か来たな……
 結界を超えた者が学園都市内に入り込んだか。
 仕方ない調べるか……全く厄介な呪いだ。
 メンドクサイ……真一にも手伝わせるか……
 そう思い念話で真一を呼び出した。



side 真一


 エヴァさん人使い粗っ!!
 まだ授業中だっての!!
 かなり苦しい言い訳だったけど、何とか抜け出した。
 授業料代わりだと言われれば動かないわけには行かないよな。

 そうして今は居住エリアへ来ている。
 てか、大体の侵入地点が分かっても、この広い学園都市内で探し出すのは非常に骨が折れる。
 エヴァさんと茶々丸さんは侵入地点から内側へと捜索し、俺は寮付近から外側に向かって捜索している。

 隠れてるとしたら見つかるわけないだろー……
 とか思っていたら微かにだが、確かに魔力を感じた。
 何処だ?
 周囲を見回したが結局見つけることはできなかった。



side ネギ


「だから心配し過ぎだってばー、ネギ。あの子だって、いきなり取って喰ったりはしないって」
「そんなこと言っても—」
「とにかく今度何かあったら、私が追っ払ってやるから元気出しなさいよ」
「アスナさんは、あの人達の恐ろしさを分かってないんですよ~」

 ガボッ!!
 ななな、何ですか!?
 何も見えないよ~……
 あうう~、アスナさん助けて~。

 何処に連れて行かれるんだろうと思っっていたら、突然投げられた。

「わーん! ぷはっ!? こ、ここは……オフロ……?」
「ようこそー、ネギ先生♥」
「わああ!?」

 こ、これは?
 ネギ先生を元気づける会!?

「エヘヘ♥ ネギ君元気ないみたいだったからね。みんなでネギ君を元気づける会を開いてみたよー」
「え、みなさん……。こんな僕のためにありがとうございます」
「愛するネギ先生のためとあれば、このくらい当然ですわ」
「いいんちょさん」
「ふふ。――ところでネギ先生のパートナーの件ですが……。頭脳明晰、容姿端麗、財力豊富な私などがまさに適任かと……」
「あーっ!! いいんちょ抜け駆けずるいー」
「へぶぅ」
「ネギ君頭洗ってあげるよー」
「私背中ー」
「じゃ、私は前を……」
「それー♪ やっちゃえー」

 わ~ん。
 き、気持ちは嬉しーけど何コレー!!



side 明日菜



「ネギーッ! ちょっとネギ何処行っちゃったのよ……」
「……ほう神楽坂明日菜か」
「…………」

 ネギを探していたらエヴァちゃんと茶々丸さんに遭遇した。

「…………アンタ達! ネギを何処へやったのよ!」
「ん? 知らんぞ」
「え……」
「安心しろ神楽坂明日菜。少なくとも今は私達が坊やを襲ったりすることはないからな」
「え……? どういうこと」
「今の私では満月を過ぎると魔力がガタ落ちになる。ホラ」

 そう言って歯を見せてきた。
 確かに昨日みたいに歯が尖って無かった。

「次の満月が近づくまでは私もただの人間、坊やを攫っても血は吸えないという訳さ。それまでに坊やがパートナーを見つけられれば勝負は分からんが……。まあ魔法と戦闘の知識に長けた助言者・賢者メンターでも現れない限り無理だろうな。フフフ…………」
「な、何ですって~」
「それよりお前やけに、あの坊やの事を気に掛けるじゃないか」
「なっ!」
「子供は嫌いじゃなかったのか? 同じ布団に寝ていて情でも移ったか」
「か、関係ないでしょ! とにかくネギに手を出したら許さないからね、あんた達!!」
「フフ、まあいいがな。仕事があるので失礼するよ」
「…………」
「仕事……?」

『キャーッ♡』

 ん!?
 寮から……?
 私は声の聞こえた寮へと走り出した。



side ネギ


「ひゃあっ」
「いやん」
「やだもー、ネギ君ってば……」
「ネギ君のエッチ~、おませさん」

 え? え?
 何ですか?

「あん。もー、ネギ君そんなとこ触ってー、捕まえた!!」
「ええっ!? ぼぼ、僕何もしてませんよ!!」
「え……? じゃあ、これは……?」
「この何か太くて長い、毛むくじゃらな……」
「…………」
「キャー、ネズミーッ」
「ネズミが出たよー」

 皆さんから悲鳴が上がり、次々と水着が脱がされていった。
 ななななな、これは一体何事ー!?

「ネギ! どうしたのよ!!」
「ア、アスナさん!!」

 その時、小さい何かがアスナさんへと飛びかかった。
 スッパコーン!! とアスナさんはその何かを洗面器で撃退した。

「な、何よ今の小さいのは……」
「「「お~っ」」」

 みんなと一緒に拍手していたら、アスナさんが何かに気付いたように振り返った。

「…………。コラーッ! あんた達も素っ裸で何やってるのよー! ネギまで連れ込んでー」
「いえ、アスナさん。これは誤解っ」
「元気づける会なんだよーっ」




「ふー、また今日もドタバタな一日だったわよ……」
「でも、みんなのおかげで少し元気出ましたよ」
「へー」

「景気悪そうなカオしてるじゃんか大将、助けがいるかい?」

 そのとき誰かの声が響いた。

「だ、誰!?」
「え」
「下下!」
「あ」
「俺っちだよ、ネギの兄貴。アルベール・カモミール!! 久しぶりさー♪」
「あーっ! カモ君!!」
「へへっ、恩を返しに来たぜ兄貴」



side カモ


「――—ところで兄貴、ちっとも進んでないみたいじゃないですか」
「え? 何が?」
「パートナー選びッスよ、パートナー選び!! いいパートナー探さないと立派な魔法使いマギステル・マギになるにもカッコつかないんでしょー!?」
「うっ、実はこれから探そうと思ってたんだけど……」
「そうスか。でも俺っちがきたからには、もー大丈夫。俺っちは兄貴の姉さんに頼まれて助っ人に来たんスよーっ」
「ええっ!? 本当!?」
「も~さっき、ここの風呂場で調べてきたスけど、凄くいい素材だらけで……」
「へー、何でそんなコトわかるのよ」
「俺っちには、そういう能力があるんスよ。いけるぜ3−A!! この中にきっと兄貴のパートナーが……!!」
「カモ君のおかげでパートナー探しも楽になりそうだよ。お姉ちゃんにカモ君を寄こしてくれたお礼メール書かなくちゃ」
「あー兄貴、別にそんなの書かんでもいいって」
「え……? 何でさ?」

 やっべー!
 何とか誤魔化さねーと……

「実はさっき風呂場に居た娘達の中に『コレは!!』というパートナー候補がいたんスよ」
「えっ!? ホント!?」
「こ、この人っス。もー俺っちのセンサーもビンビンっス」
「これは……本屋ちゃん?」

 誤魔化せたか……

「兄貴も『すごくカワイイ』とか書いてまんざらでもないんじゃー」
「ち。ちがっ……そんなことないよ!! と、とにかく、しばらく考えさせてーっ」
「あ、ネギ」
「わかったっス。お早目に兄貴ー」

 フー……
 危ない危ない……

「あれ手紙が……。あ、ネギのお姉さんからのエアメールじゃない」
「!? あっ、姐さん!! その手紙、俺っちが兄貴に届けておきますよ!!」
「いいけど……?」

 手紙を届ける振りをして、ゴミ箱へと投げ捨てた。
 やばい……
 早いとこ行動起こさにゃ……



side 真一


 昨日は結局侵入者は見付からなかった。
 そして今日の放課後は学園長からの依頼で近隣の山の調査に来ている。
 調査と言っても実際は魑魅魍魎などの妖怪の殲滅だ。
 学園長の話では原因は分からいらしいが、大量に発生しているらしい。

来たれアデアットオソウジダイスキフアウオル・プールガンデイ全体アド・スンマム武装解除エクサルマティオー』!!!」
「喰らいなさい『百の影槍ケントゥム・ランケアエ・ウンプラエ』」
「止めだっ! 神鳴流奥義 斬岩剣!!!」


 俺達は愛衣ちゃんが体勢を崩し、高音さんが貫き、残敵を俺が掃討するという形で戦っていた。
 単純だが消耗が少なく、数の多い相手には効果的な戦い方だった。

 山の西部を俺と愛衣ちゃんと高音さんが見回り、東部は刹那と龍宮さん、それとついてきた楓さんが見回っている。
 広範囲に亘る調査とはいえ、あきらかに過剰戦力だと思う。
 まあ学園長の指示だからいいけどね……

「はう~、そんなに強くないですけど数多すぎますよ~」
「もうちょっとだから頑張ろう!」
「でもホントに多いですね。自然発生するとは思えない数ですわ」

 確かにいくら此処が霊地とはいえ自然発生するとは思えない数だった。
 何かが起こっているのだろうか……?



side ネギ


 僕は今、カモ君に騙され……
 もとい後押しされて、宮崎さんと向かいあっていた。

契約パクティオ—!!」
「なっ、何コレ!? 魔法陣!?」
「先生……。この光……何だかドキドキしますー……」

 あ、あれ?
 ぼ、僕も何だかドキドキしてきた……・

「これがパートナーとの『仮契約』を結ぶための魔法陣っス」
「仮契約!?」
「そう! 契約して『魔法使いの従者ミニステル・マギ』になった者は魔法使いを守り助けることになるっス。その代りに『魔法使いの従者ミニステル・マギ』は魔法使いから魔力をもらって血行促進勢力倍増!! お肌もツルツル!! 肉体的にも精神的にも大幅パワーUPでいい事ずくめって訳っスよ~」
「そ、そうなんだ」
「でも、兄貴のような子供には『本契約』はまだ出来ないし……。『魔法使いの従者ミニステル・マギ』を選ぶのはなかなか大変だし迷うものッス。そこで出てくるのが、この『仮契約』システム!! 言わばお試し期間って訳よ!」
「な、なるほど~」
「わかったっスか? じゃあ早速仮契約を! 兄貴!! 仮契約なら何人とでも結べるし、ホラ軽い気持ちでこうブチューッっと」
「ってええっ!? ブチューってキス!?」
「一番簡単な契約方法さ」
「だ、ダメだよ。それに宮崎さんだって、こんな騙したみたいな恰好で……」
「キ、キスですかー? わ、私も初めてですけど……ネギ先生がそう言うなら」
「え゛」
「それにー……私も何だか胸がドキドキしてー……」

 宮崎さんはそう言って、僕の顔の高さまで屈んで目を瞑った。
 ぼ、僕もまだキスなんてしたことないし……
 宮崎さんは僕の生徒だし~。
 あうう~……

「よ、よっしゃー! 行け~兄貴!! ホラ、ブチュー。これで俺っちも晴れて無罪放免……!」
「コラ! このエロオコジョ!!」

 ア、アスナさんっ!?



side カモ


「へぶう」

 あ、姐さん……

「あんたね~。子供をたぶらかして何しようとしてたのよ。ホラ、お姉さんからの手紙!! 見たわよ~っ!!」
「うっ」
「お姉さんに頼まれて来たなんて嘘じゃない!! ホントは悪いコトして逃げてきたんでしょ、アンターっ!!」

 ひ……ひ~っ。
 この姐さんには全てバレてる~っ!?

「しかも何コレ、下着泥棒二千枚って書いてあったわ!!」
「カモ君! どーゆーコトなの!?」
「あ、兄貴、これには訳が!俺っちは無実の罪で……」
「無実の罪……?」
「実は俺っちには病弱な妹がいまして……(以下略)……唯一頼れる人間のネギの兄貴がいる日本に来たってわけでさあ……」
「だからって何でこんなコトしたのよ」
「そ、それは手柄を立てれば兄貴に使い魔ペットとして雇って貰えると思って……マギステル・マギ候補生の使い魔ペットともなりゃあ追手も手出しは出来ねえって寸法でね」
「あ、あんたねぇ~」
「いや、すまねえ姐さん、ネギの兄貴……。尊敬するネギの兄貴を騙して利用しようなんざ、俺も地に落ちたもんさ……笑ってやってくれ。……大人しく捕まることにするよ。じゃ、あばよ」

「ま、待ってカモ君!! し、知らなかったよ……。カ、カモ君がそんな苦労を……」
「あ……兄貴!」
「わかったよカモ君!! 君をペットとして雇うよーっ」
「あ、兄貴ーッ!! い、いいんですかい。こんなスネに傷持つ俺っちなんかで」
「うん! 月給は五千円でどう!?」
「じゅ、十分でさあ、兄貴ー!!」

 ネギの兄貴……
 このアルベール・カモミール一生ついて行きやすぜーっ!!
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山の調査は確かに過剰戦力だなーww若手の実力者、夢のコラボw

月給5千って、オコジョ界的にどうなんでしょうね?w

Re: タイトルなし

確かに過剰戦力なんですけどね。単独行動でも問題ないくらいの力を一人一人が持ってますけど、三人一組なのは一人では何か起こった時に対処できない可能性を考慮しての学園側の配慮でした。

オコジョ妖精については結構謎が多いですからね。まあ見習いとしては上々な金額だったのかも知れませんね。
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アイン

Author:アイン
小説家になろうでも活動中のアインです。趣味で書いた小説をまったり載せていきます。

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