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第10話「潜入!図書館島!! 前編」

side 真一


 ネギ先生が赴任してから三週間程経った。
 この三週間にも、俺が係わっていないところで色々あったらしい。
 刹那から受けた報告から抜粋すると……

 例えば女子寮の大浴場で明日菜さんの胸部が破裂したり(刹那の見解によるとネギ先生の魔法が原因)。
 放課後、走る明日菜さんを箒で飛んで追いかけるネギ先生を目撃したり。

 などというようなことがあったらしい。

 俺の方はというと、割と平和な三週間だった。
 直哉や三バカデルタフォースとつるんだり、このちゃん達と買い物に行ったり、ちうさんとネトゲをやったり、エヴァンジェリンさんの別荘で修行したりと普通に過ごしていた。


三月に入り、徐々に温かくなってきていて、春の陽気が眠気を誘うが俺たち学生には期末テストという名の試練が近づいていた。
そして今日は期末テストを翌週に控えた金曜日で、今朝もいつも通り登校ダッシュ中だ。


「ふわ~あ、そろそろあったかくなってきたね~」
「そーですね、このかさん」
「寝むそうだね」
「んー、やっぱこの時期はちょっとなー」
「三人ともしゃべってないで走りなさいよ。遅刻するわよー」
「了解」


 普段通りの会話……暖かな春の日差しを受け、今日も平和な一日が始まる。
 この時の俺は、あのダンジョンに挑戦することになるとは夢にも思ってなかった。



side 学園長


「そうかなかなかうまくやっとるのか、ネギ君は」
「はい、学園長先生。生徒とも打ち解けていますし、授業内容も頑張っていますわ。とても10歳とは思えませんわ」

 ネギ君の指導教員のしずな先生から彼についての報告を受けておるが……
 ふむふむ、ネギ君は頑張っておるようじゃの。

「この分なら指導教員の私としても、一応合格点を出してもいいと思ってますが……」
「フォフォ、そうか。けっこうけっこう。では4月からは正式な教員として採用できるかの。ご苦労じゃったしずな君」

 んん、ではネギ君には一つ課題を与えるとしようかの。

「ただしもう一つ……彼にはもう一つ課題をクリアしてもらおうかの。才能ある立派な魔法使いマギステル・マギの候補生として……」

 噂を流して、あそこに行くよう誘導せにゃいかんのう。
 恐らくこのかも行くことになるじゃろが、このかには真一君も付いておるし大丈夫じゃろ。



side ネギ


 僕はクラスの子と教室に向かう廊下を歩いています。
 何かいつもと雰囲気が違いますね…………

「ん、何か他のクラスの皆さん、ピリピリしてますね」
「あーそうだねー」
「そろそろ中等部の期末テストが近いからね。来週の月曜からだよ、ネギ君」
「へー、学期末テストですかあ。大変だぁ……って、2−Aもそうなのでは!? のんびりしてていいんですか!」
「あはは、うちの学校エスカレーター式だから、あんまり関係ないんだ」
「特に2−Aはずーっと最下位だけど大丈夫大丈夫」

 はううっ……最下位って……
 大丈夫じゃないでしょ、あんまり!!

「あのお花みたいなトロフィーは?」
「あー、あれはテストで学年トップになったクラスが貰えるんだよ」

 そっか、2−Aは学年最下位だったのか……何とかした方がいいのかな。
 あんなトロフィー欲しいけど無理かな?
 ……無理だよなー。

「ネギ先生」
「はい、しずな先生」

 考え事してたら、僕の指導教員のしずな先生に声を掛けられた。

「あの……学園長がこれをあなたにって……」
「え……何ですか、深刻な顔して……」

 しずな先生から受け取った便箋にはこう記されていた。

『ネギ教育実習生 最終課題』

 えっ!? 僕への最終課題!?
 あわわっ!?
 今頃こんな課題が出るなんて聞いてなかったよー!?
 課題ってなんだろ? まさか、悪のドラゴン退治!? それとも攻撃魔法200個取得!?
 これをクリアしないと正式な先生にも立派な魔法使いマギステル・マギにもなれなくなっちゃうー!?
 とにかく開けてみよう……

『ねぎ君へ
  次の期末試験で、
  二‐Aが最下位脱出できたら
  正式な先生にしてあげる。

  麻帆良学園学園長 近衛近右衛門』

 なっ!?
 期末テストで最下位脱出!?

「………………な、なーんだ簡単そうじゃないですかー」
「そ……そう?」
「え~!? なになに!? どーしたのネギ君ー?」
「あー♥ ネギ君、本物の先生になるんだ!?」
「あっ、見ちゃダメですよう」

 よーし、がんばるぞ!!
 これなら何とかなりそうだ。



「みなさん聞いてください!今日のHRは大・勉強会にしたいと思います。次の期末テストは、もうすぐそこに迫ってきています。実はうちのクラスが最下位脱出できないと(僕が)大変なことになるので~、みなさん頑張って猛勉強していきましょう」
「ネギ先生、素晴らしいご提案ですわ」
「はーい♥ 提案提案」
「はい! 桜子さん」
「では!! お題は『英単語野球拳』がいいと思いまーすっ!!」

『おお~っ!あはは、それだ~』
「ちょ、皆さん!?」

 むむ……野球を取り入れた勉強法なのかな。
 ……何となく面白そうだぞ!
 よーし、ここは生徒の自主性に任せて、

「じゃあそれで行きましょう」
「え!?ちょっとネギ、あんた野球拳って何か知ってんの!?」
「ほら、アスナもこっち」


 そういえば2−Aの成績表があったっけ……それも参照しておこうかな。
 うーん、学年トップクラスが三人いるけど、他の人は割ときびしいかも。
 特にバカレンジャーの五人……
 意外とやばいかも……
 みなさんはちゃんと勉強してるでしょうか。
 

「って、な、何やってるんですかー!?」
「何ってホラ、答えられなかった人が脱いでいくんだよ」
「やっぱりこの5人が一番かーっ!集中的にきたえるよー♡」


 何て能天気な人達なんだ。こ、これは本気でマズいのかも。



side 明日菜


 やっぱりアイツ野球拳が何かわかってなかったわね。
 普通、先生が野球拳やらせるなんて、ありえないわよ~。
 目を離したら何するか分かったものじゃないわね。

「ハッ、そうだ思い出したぞ。3日間だけ、とても頭が良くなる禁断の魔法があったんだ……副作用で1か月ほどパーになるけどしかたない!! ラス・テル・マ・スキル……」
「コラーッ!! やめやめーッ!! さらっと怖いこと言わないでよ」
「あ、アスナさん……」
「なにバカやってんのよ! ちょっとこっち来なさい!」

 コイツ何かあるとスグ魔法に頼ろうとするわね……
 魔法使えるのバレたらダメなんじゃなかったの!?

「あんたねえ、いい加減魔法に頼るのやめなさいよっ!! そもそも魔法なんてものがバレたら即帰国なんでしょ? 使い過ぎっ! ヘボ魔法使いーっ!!」
「で、でもこのまま最下位だったら……ぼく、先生になれないし、立派な魔法使いマギステル・マギにも…………」
「まったくもー、本当の魔法は勇気だとか自分で言っておいて……マギ何とかを目指してるのか知らないけどさ……そんなふうに中途半端な気持ちで先生やってる奴が担任なんて、教えられる生徒だって迷惑だと思うよ!」


 って、柄にもなく偉そうなこと言っちゃったわね。
 私たちも頑張るから……だから、アンタも私たちの事信じなさいよね。
 アンタは私たちの先生なんだからさ……



side 真一


「来週は期末テストだけど、みんな大丈夫よね?」
「…………」

 今、HRで刀子先生が話している所だ。
 刀子先生の呼びかけにも関わらず、誰も返事をせずに明後日の方向を見ている。みんなテストに自信がないんだろうな。

「返事がないけど、大丈夫よね……特に真一!!」
「何で俺だけ名指しですか!?」
「鶴子さんに言われてるのよ……貴方のこと頼むわねって……だから貴方があんまりな成績取ると私もやばいのよ!!」

 それは確かにやばいな……
 ああ、昔の修行の日々を思い出すなあ……

「遠い目しないっ! 真一は当然として、みんなもテスト対策は、この週末しっかりするようにね」
『はーい、トーコ先生ーっ!!』

 こいつら……俺に矛先が向いてるからって、急に良い返事をしやがって……
 下手な点取ったらやばいぞ、お前ら……
 特に三バカデルタフォース……

「それじゃ、日直」
「起立、礼、『さようなら』」

 週末はしっかり勉強しないと駄目だな。
 赤点なんか取った日にはマジで殺されかねないぞ……



side ネギ


 アスナさんの言うとおりだ。
 それなのに僕は生徒のみんなの事も考えず自分のためだけに……
 さすがはアスナさんだ。
 安易に魔法で成績を上げようなんて甘い考えだった。
 よし期末テストまで魔法を封印しよう!
 一教師として生身で生徒にぶつかるんだ!

「ラス・テル・マ・スキル マギステル 制約の黒い三本の糸よ 我に三日間の制約を」

 よし、これで僕は三日間ただの人だ。
 正々堂々、先生として頑張るぞ~。



side 明日菜


「アスナ、アスナー、大変やー」
「何?このかー」
「お、ちょーどバカレンジャーそろっとるな♥ 実はなウワサなんやけど……次の期末で最下位を取ったクラスは……」
「えーっ!? 最下位のクラスは解散~!?」
「で、でもそんな無茶なコト……」
「ウチの学校はクラス替えなしのハズだよー」
「桜子たちが口止めされとるらしくて、詳しいコトわからへんのやけど……何か、おじ……学園長が本気で怒っとるらしいんや。ホラ、ウチらずっと最下位やし」
「そのうえ、特に悪かった人は留年!! どころか小学生からやり直しとか……」

 え!?
 もう一回ランドセルしょって、みんな仲良く集団登校……?
 いや、でも昼間ネギも言ってたし……
 もしかして『大変なコト』って、これのことじゃ……

「今のクラスけっこう面白いしバラバラになんのイヤやわー、アスナー」
「んー」
「ま、まずいね。はっきり言ってクラスの足引っ張ってるの私たち五人だし……」
「今から死ぬ気で勉強しても月曜には間に合わないアル」

 中でも一番足引っ張ってるのは私よね、ううっ……
 昼間あんなこと言っちゃったけど、やっぱりネギに頼むか……!?
 いや、でも一か月パーっていう副作用はちょっと……

「ここはやはり、アレを探すしかないかもです……」
「何かいい方法があるの?」
「『図書館島』は知っていますよね? 我が図書館探検部の活動の場所ですが……」
「う、うん。一応ね」
「あの湖に浮いてるでっかい建物でしょ?」
「実はその図書館島の深部に、読めば頭が良くなるという『魔法の本』があるらしのです」

 ま、魔法!?

「まあ、大方出来のいい参考書の類とは思うのですが、それでも手に入れば強力な武器になります」
「もー、夕映ってばアレは単なる都市伝説だし」
「ウチのクラスも変な人たち多いけど、さすがに魔法なんてこの世に存在しないよねー」
「あーアスナは、そーゆーの全然信じないんやったなー」
「いや、待って……」

 そうよ……『魔法使い』のネギがいるんだから『魔法の本』があったっておかしくないわ……!!
 私らにはこれしかない!!

「行こう!! 図書館島へ!!」



side 真一


「この裏手に私たち図書館探検部しか知らない秘密の入口があるのです」

 俺はよくわからないが、このちゃんに誘われるまま女子2−Aの面々と図書館島へと来ていた。

「あのさ俺何で呼ばれたわけ?」
「それはですね、この先はトラップ満載の危険な場所なので、やはり頼りになる方の助けが必要だからなのです」
「ごめんなー。頼りになる人ゆーたら、しんちゃんしかおらんかったんよ。お願いできんかなー?」
「んー、わかったよ。他の人の頼みなら期末もあるし断るとこだけど、木乃香ちゃんの頼みだしな」
「ありがとなー、しんちゃん♥」

 このちゃんが勢い良く抱きついてきた。
 こうゆうのが役得っていうのかな。



side 明日菜


 真一君も運動神経良いけど、やっぱりトラップは怖いわね……
 こうゆうときこそネギの魔法よね!

「ほら、ネギ出番よ! 魔法の力で私たちを守ってね」
「え、あの……魔法なら、僕封印しましたよ」
「え……えええ~っ!?」

 何で肝心な時に封印なんてしてるのよう~っ!!



side 真一


「この図書館島は明治の中頃、学園創立とともに建設された世界でも最大規模の巨大図書館です。ここには二度の大戦中、戦火を避けるべく世界各地から様々な貴重書が集められました。蔵書の増加に伴い地下に向かって増改築が繰り返され現在ではその全貌を知る者はいなくなっています。そこで、これを調査するため麻帆良大学の提唱で発足したのが私たち麻帆良学園図書館探検部なのです!」
「中・高・大合同サークルなんや♥」
「へえ、そうなんだ。綾瀬さんも解説どうもね」
「いえ、ところで私の事は名前で構いませんよ」
「そう……了解、夕映さん」
「あ、佐々木まき絵です。私の事も名前でいいですよ」
「古菲アルよ。よろしくアルね」
「はい、まき絵さんに、古さんでいいですか?」
「OKアル」
「拙者は自己紹介は必要ないでござるね」
「この前は助かりました、楓さん」
「お礼はいいでござるよ」
「何かあったアルか?」
「たいした事じゃないですよ」
「そうでござるな。でも真一殿は見事な腕前でござった」
「真一は強いアルか。私と戦うアルよ」
「ひとまずそこまでにしてくださいです」

 みんなそれぞれ自由に話しながら歩いていたが、夕映さんの制止がかかった。

「ここが図書館島地下3階……私たち中学生が入っていいのはここまでです」
「ほらほら、アスナさん。見てください、これなんかスゴく珍しい本……」
「あ、先生。貴重書狙いの盗掘者を避けるために……」

 無邪気に本棚に近づくネギ先生だが、本棚から矢が飛出し間一髪で楓さんに助けられていた。
 人の話は聞こうよ、ネギ先生……

「ワナがたくさん仕掛けられていますから、気を付けてくださいね」

 夕映さんはそう注意を促し、地上班のハルナさんと宮崎さんに連絡をとった。

「こちら夕映、地下3階に到着したです」
『了解♥ がんばってネ』
「了解」
「ところで、あの……えーと、皆さん何でこんな所に?」
「そういえば俺も聞いてないな」
「私たちは読めば頭が良くなるという『魔法の本』を探しに来たのよ」

 魔法の本だと……
 此処なら確かにあっても可笑しくないかもな。



side ネギ


「ちょっとアスナさん!魔法に頼るなって、今日自分で言ってたじゃないですか~っ!」
「こ、今回は緊急事態だしカタイこと言わず許してよ♥ このまま私たちバカレンジャーの成績が悪いと大変な事になっちゃうし……」

 大変なコト? もしかして、僕の最終試験のことかな……?
 まさか! どこかであのコトを聞いて、僕が先生になるために協力を!?
 ううっ……ありがとうバカレンジャーの皆さん……

「ねえ、夕映ちゃん。あとどれくらい歩くの?」
「はい。内緒で部室から持ってきた宝の地図によると……今いるのはここで、地下11階まで降り、地下道を進んだ先に目的の本があるようです。往復でおよそ4時間。今はまだ、夜の7時ですから……」
「ちゃんと帰って寝れるねー」
「よし……私も試験でバイト休みだし! 手に入れるわよ『魔法の本』!!」
「やっぱりココこわいよー、やめた方が……」
「大丈夫ベテランのウチらに任しときー」
「危なそうな時はフォローしますから安心してください」
「遠足気分アルねー」
「んー♥」

 うーん……
 でも、そんな都合のいい魔法書が日本の図書館なんかにあるのかなー。

「では、出発です!」
『おーっ!!』



side 真一


 『魔法の本』までの道程はなかなかの険しさだった。
 トラップでまき絵さんが落ちそうになってリボンで逃れたり(怖がってた割にいい反応だった)、落ちてきた本棚を古さんが蹴飛ばし、本の雪崩を俺と楓さんでキャッチしたり、ネギ先生がトラップでもない所で落ちそうになったり、ロッククライミングならぬ本棚クライミングしたり、匍匐前進ですすんだり(何故か俺だけ後ろ向きで進まされた)、と色々あったが何とか辿り着いた。

「す、すす、すごすぎるーっ!?」
「私こーゆーの見たことあるよ。弟のPSで♥」
「ラスボスの間アルー」

 本当に此処は何のダンジョンだ……
 奥には本を守るように石像が立っている。

「魔法の本の安置室です」
「こ、こんな場所が学校の地下に……」
「見てっ!! あそこに本が!!」
「あ、あれは!?」
「ど、どうしたのネギ!?」
「あれは伝説のメルキセデクの書ですよ! 信じられない! 僕も見るのは初めてです!!」
「てことはホンモノ……?」
「ホ、ホンモノも何も、あれは最高の魔法書ですよっ。たしかにあれなら、ちょっと頭を良くするくらいカンタンかも……」
「ネギ君、詳しいなー」

 本当にあったんだな。
 流石だぜ! 図書館島ダンジョン!!
 そして、皆が魔法書に向かって駆けていった。
 俺はこのちゃんとネギ先生と一緒に最後尾だ。

「あんなに貴重な魔法書、絶対ワナがあるにきまってます。気を付けて!!」

 ネギ先生言い切った瞬間、魔法書までの通路が無くなり、全員下へ落ちた。
 俺は咄嗟にこのちゃんを抱きかかえて着地する。流石と言うべきか、何事もなかったかのように皆無事だった。

「木乃香ちゃん大丈夫?」
「うん。しんちゃんが支えてくれはったから平気や」
「何コレ……?」
「ツ、ツイスタ—ゲーム……?」

『この本が欲しくば……わしの質問に答えるのじゃー! フォフォフォ♥」

「ななな、石像が動いたーっ!?」

 ゴーレムってマジでRPGのダンジョンだな……
 しかし、この声どっかで聞いたような……・

『では第一問「DIFFICULT」日本語訳は?』

 そうして英単語ツイスタ—ゲームが始まった。
 始まった瞬間このちゃんに目を塞がれて、「しんちゃん、抵抗したらあかんえ」と言われた。
 だから俺は応援に徹している。
 そして最終問題となった。

『最後の問題じゃ「DISH」の日本語訳は?』
「えっ……ディッシュ……」
「ホラ、食べるやつー食器の……・」
「メインディッシュとかゆーやろー」
「落ち着いてやりゃできるぞー」
「わかった!『おさら』ね」
「『おさら』OK!!」

何故わざわざ難しくする?
『さら』でいいだろ!?

「お」「さ」「る」

「って、それじゃ『おさる』ですよー!?」

『ハズレじゃな』

 ゴーレムに足場を崩された。
 虚空瞬動で逃げるか?
 ……いや、さすがに皆を見捨てられない。

「木乃香ちゃん、離れないでね」
「うん。しんちゃん」

 そうして俺たちは図書館島のさらに深部へと落ちて行った。
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どんな状況でも真一×木乃香がデフォでわろたwwwいちゃついてんじゃねぇwwww

>始まった瞬間このちゃんに目を塞がれて、「しんちゃん、抵抗したらあかんえ」と言われた。
 だから俺は応援に徹している。
これは誤字と見た! だから俺は背中に感じる感触を楽しむことに徹しているの間違いですよね先生?

>なおぽんさん

> いちゃついてんじゃねぇwwww
褒め言葉ですねww

> だから俺は背中に感じる感触を楽しむことに徹している
そこに気付くとは、やはり天才か……まあ直しませんが(おい
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Author:アイン
小説家になろうでも活動中のアインです。趣味で書いた小説をまったり載せていきます。

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